住民同士でおせっかいし合う、「地域おせっかい会議」!_西田悠一郎さん

コミュニティナースが仕事になるの?
暮らしや地域のいろいろな場所で行われる、コミュニティナース。これを仕事、または仕事の一部にして活動することもできます。
実際にコミュニティナースとして働く方のお話を聞いてみました!

コミュニティナースという働き方 CASE 2

お二人目は、西田悠一郎さん。愛知県豊田市を中心に、行政保健師をしながらコミュニティナースを実践。2022年度に「株式会社野遊びヘルスケア」を創業。

私の働き方
地域内の困りごととおせっかい欲をマッチング。

地域の皆さんと集まり、「おせっかいして欲しいこと」と「おせっかいしたいこと」を共有し、それらをマッチングすることで地域のおせっかいを増やしていく「地域おせっかい会議」を開催しています。「薪割りをしてほしい」から「若者の相談相手になりたい」まで幅広いアイディアが出されます。会議の場で共有することで地域におせっかいの循環を作り出し、悩みごとの解決だけでなく、地域のつながりを広げていきたいです。

こうやって仕事にする
豊田市からの委託事業など。

「地域おせっかい会議」は、市からの委託事業の下請けとして行っています。また、それ以外にもコミュニティナースとして行っているイベントで参加費を多少いただいたり、コミュニティナースの実践講座を開いて受講料をいただいたりすることで、仕事にしています。


自分の“得意“を生かす
行政保健師としての得意を活かす。

私はもともと行政保健師として働いていたので、地域のことや制度のことをよく知っていますし、人とコミュニケーションをとる際のトーンなども理解しています。自分で何か企画して実践するときや、誰かのおせっかいを実現するときに、これらの知識やスキルを活かしています。


誰でもできる!身近な誰かを元気に。

コミュニティナースは、職業や資格ではありません。
難しく感じるかもしれませんが、人と接する時の「あり方」なのです。自分からニーズを感じ取って一歩踏み出し、相手が喜んだり、相手の心身の健康を高めたりする行為を「コミュニティナース」と呼んでいます。だから病院ではなく、地域のいろいろな場所で行われます。略称は「コミナス」です!

さあ!今こそ!全力おせっかい!
あなたも、わたしもコミュニティナース!

全国各地のコミュニティナースたちや、応援したい気持ちがある人々が繋がり、学び合いながら、「まちを元気にする活動」をアップデートしていきたいと考えています。

全国のコミュニティナースとつながり、実戦の一歩を踏み出しませんか?
コミュニティナース研究所だけ!ぜひ、この機会にご参加ください。

<こんな方におすすめ>
・コミュニティナースの実践をしている方
・コミュニティナースを応援してくださっている方
・コミュニティナースになりたい方
・コミュニティナースと協働したい方

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