一人ひとりが地域とつながりを作るお手伝いを! _中田麻友さん

コミュニティナースが仕事になるの?
暮らしや地域のいろいろな場所で行われる、コミュニティナース。これを仕事、または仕事の一部にして活動することもできます。
実際にコミュニティナースとして働く方のお話を聞いてみました!

コミュニティナースという働き方 CASE 3

3人目は、中田麻友さん。愛知県岡崎市の「NPO法人コネクトスポット」で活動。趣味はカメラを持ってまちや山を歩くこと。

私の働き方
生きづらさのある方と一緒に地域とつながる。

ひきこもりや障害のある若者へ生活支援をする「コネクトスポット」というNPO法人でコミュニティナースとして活動しています。利用者と一緒に野菜を植えたり、商店街を散歩したり、まちの写真を撮ったり、あらゆる活動を通じて地域とのつながりを作るお手伝いをしています。いろいろな方との交流を通じて、その方が自分の居場所を見つけたり、生き方に自信をもてたりするといいなと思いながら活動しています。


こうやって仕事にする
人とのつながりを作るエキスパートとして。

「コネクトスポット」には、作業療法士、臨床心理士、キャリアコンサルタントなど専門性をもった人が集まっています。地域の方をイベント講師として呼ぶ際にも、アートや農業などそれぞれの“得意”を活かしてもらっています。私は看護師の経験や知識も活かすこともありますが、あくまでもコミュニティナースとして、人とのつながりを作ることを“得意”として活動しています。


心掛けていること
一人ひとりのペースに合わせたお付き合い。

相手のペースに合わせることを大事にしています。繊細な方、マイペースな方、一人の信頼できる人が欲しい方、大勢と交流したい方などいろいろな方がいるからです。自分らしくいていいのだと分かってもらえるよう、相手のやりたいことやなりたい将来像を大切にしています。


誰でもできる!身近な誰かを元気に。

コミュニティナースは、職業や資格ではありません。
難しく感じるかもしれませんが、人と接する時の「あり方」なのです。自分からニーズを感じ取って一歩踏み出し、相手が喜んだり、相手の心身の健康を高めたりする行為を「コミュニティナース」と呼んでいます。だから病院ではなく、地域のいろいろな場所で行われます。略称は「コミナス」です!

さあ!今こそ!全力おせっかい!
あなたも、わたしもコミュニティナース!

全国各地のコミュニティナースたちや、応援したい気持ちがある人々が繋がり、学び合いながら、「まちを元気にする活動」をアップデートしていきたいと考えています。

全国のコミュニティナースとつながり、実戦の一歩を踏み出しませんか?
コミュニティナース研究所だけ!ぜひ、この機会にご参加ください。

<こんな方におすすめ>
・コミュニティナースの実践をしている方
・コミュニティナースを応援してくださっている方
・コミュニティナースになりたい方
・コミュニティナースと協働したい方

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