かまくら作りのおせっかいで、おばあさんが元気に!_福永昌俊さん

コミュニティナースってなあに?
資格なの?何をすることなの?疑問が浮かびやすい「コミュニティナース」について、実際にコミュニティナースをやってみた方々にお話を聞いてみました!

コミュニティナースのあり方 CASE 2

お二人目は、福永昌俊さん。1997年生まれ。島根県雲南市の「Community Nurse Company株式会社」でインターンをし、コミュニティナースを実践。

Q. どんなコミュニティナース活動をしましたか?

A. 雪かきができずに困っているおばあさんを、お手伝い。

大雪が降り、友だちとかまくらを作りたいねと話していたところ、近所に雪かきができずに困っているおばあさんがいることを知りました。そこでそのおばあさんに、雪かきするついでにその雪で庭にかまくらを作らせてもらえないか相談したところ、快諾してくださり、皆でかまくら作りを楽しむことができました。かまくらを作っている間におばあさんと話したり、おばあさんが喜ぶ顔を見れたりして、とても楽しい経験でした。

Q. 印象的だったことは?

A. 一人暮らしのおばあさんが、来客を喜んでくれた。

おばあさんが、家にこんなにお客さんが来てくれるなんて、と喜んでいたことが印象的でした。一人暮らしで病気がちだったので、誰かが来るのは久しぶりだったようです。当日は近所の子どもたちも遊びに来ていて、またそれ以降も、当日仲良くなった大学生たちと買い物に行っていて、多くの人との交流が生まれるきっかけとなって良かったです。

Q. 気付いたのはどんなこと?

A. 自分が無理をしなくても他の誰かを元気にできるんだ。

自分が無理をしなくても、他の誰かを元気にすることができるんだと実感しました。相手が嬉しいと感じることを想像し、それを自分たちのやりたいことと結びつける。そういう無理のないこととの掛け合わせで、できることはいくらでもあるんだなと思いました。


誰でもできる!身近な誰かを元気に。

コミュニティナースは、職業や資格ではありません。
難しく感じるかもしれませんが、人と接する時の「あり方」なのです。自分からニーズを感じ取って一歩踏み出し、相手が喜んだり、相手の心身の健康を高めたりする行為を「コミュニティナース」と呼んでいます。だから病院ではなく、地域のいろいろな場所で行われます。略称は「コミナス」です!

さあ!今こそ!全力おせっかい!
あなたも、わたしもコミュニティナース!

全国各地のコミュニティナースたちや、応援したい気持ちがある人々が繋がり、学び合いながら、「まちを元気にする活動」をアップデートしていきたいと考えています。

全国のコミュニティナースとつながり、実戦の一歩を踏み出しませんか?
コミュニティナース研究所だけ!ぜひ、この機会にご参加ください。

<こんな方におすすめ>
・コミュニティナースの実践をしている方
・コミュニティナースを応援してくださっている方
・コミュニティナースになりたい方
・コミュニティナースと協働したい方

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