地元住民の集まる温泉施設で健康相談!_須貝夢乃さん

コミュニティナースってなあに?
資格なの?何をすることなの?疑問が浮かびやすい「コミュニティナース」について、実際にコミュニティナースをやってみた方々にお話を聞いてみました!

コミュニティナースのあり方 CASE 6

6人目は、須貝夢乃さん。北海道札幌市で病棟勤務をしながら白老町の温泉施設で活動中。『NPO法人ウテカンパ』やお寺でも活動するひよっこコミュニティナース。

Q. どんなコミュニティナース活動をしましたか?

A. 温泉施設で皆さんの健康の疑問を解消

温泉施設の休憩スペースで、利用者の方とお話しながら健康情報を伝えたり、健康相談に乗ったりする「みんなの保健室」を毎月開いています。具体的には、入浴後の水分補給のポイントを伝えたり、血圧計の使い方を教えたり。また、皆さんのリクエストに基づき、乾燥対策や感染症対策などの時季に合わせた健康情報を手書きのフライヤーでお届けしています。活動を開始して1年が経ち、顔なじみの方が少しずつ増えてきました。これからも活動を通して皆さんの疑問を解消し、生活のなかのちょっとした習慣を変えるお手伝いをしたいです。

Q. なぜその活動を始めましたか?

A.日常生活のなかで健康のサポートをしたい

勤務先の病院がある地域は生活習慣病で再入院する患者さんが多かったため、地域に飛び出て、皆さんの生活を身近でサポートしたいと思っていました。日頃の様子をゆっくり聞いたり、病院で聞けなかった質問に答えたりしたいなと。そんな話を地元の温泉施設の方にしたところ、館内でやってみたらという提案があり、活動を始めました。

Q. 自分の“得意“をどのように生かしていますか?

A.看護師としての立場と知識をフル活用

聴診器と血圧計を持ち、あえて看護師であることが分かるようにして活動しています。話しかけるときは世間話から始めますが、白老町では看護師であることが分かるほうが安心して話してもらえます。さらに、会話のなかで気軽に話せる安心感をつくれるよう心掛けています。今後も看護師としての知識を活かしながら、相手の生活に合った情報をお伝えして、皆さんと一緒に健康づくりをしていきたいと思います。


誰でもできる!身近な誰かを元気に。

コミュニティナースは、職業や資格ではありません。
難しく感じるかもしれませんが、人と接する時の「あり方」なのです。自分からニーズを感じ取って一歩踏み出し、相手が喜んだり、相手の心身の健康を高めたりする行為を「コミュニティナース」と呼んでいます。だから病院ではなく、地域のいろいろな場所で行われます。略称は「コミナス」です!

さあ!今こそ!全力おせっかい!
あなたも、わたしもコミュニティナース!

全国各地のコミュニティナースたちや、応援したい気持ちがある人々が繋がり、学び合いながら、「まちを元気にする活動」をアップデートしていきたいと考えています。

全国のコミュニティナースとつながり、実戦の一歩を踏み出しませんか?
コミュニティナース研究所だけ!ぜひ、この機会にご参加ください。

<こんな方におすすめ>
・コミュニティナースの実践をしている方
・コミュニティナースを応援してくださっている方
・コミュニティナースになりたい方
・コミュニティナースと協働したい方

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