地域の人と、竹とんぼなど昔の文化で遊ぶ!_戸来莉子さん

コミュニティナースってなあに?
資格なの?何をすることなの?疑問が浮かびやすい「コミュニティナース」について、実際にコミュニティナースをやってみた方々にお話を聞いてみました!

コミュニティナースのあり方 CASE 3

3人目は、戸来莉子さん。1999年生まれ。島根県雲南市で、竹を使った多世代交流イベントを開催。将来コミュニティドクターになるべく修行中。

Q. どんなコミュニティナース活動をしましたか?

A. 竹の名人に教えてもらい子どもたちと竹遊び。

雲南市にある竹や笹を使って、竹の名人と子どもたちと一緒に竹とんぼや笹巻きなどを作って楽しむ「SaSaDGs(ササディージーズ)」という場作りを行っています。地域の資源を使いながら昔の文化を楽しむことで、多世代交流を図り、参加者や名人、地域の方にも元気になってほしいなと思っています。最初は笹をテーマにしていましたが、最近は昔の文化を広く扱っています。

Q. 印象的だったことは?

A. 名人がどんどんおしゃべりを楽しむようになったこと。

おばあさんが、家にこんなにお客さんが来てくれるなんて、と喜んでいたことがイベントの準備や実施を通して、名人の心境の変化を感じ取れたことです。イベントに関わる前は、近所の人とは話すけど地域の集会には行かない、少し人見知りの方でした。でも、準備期間に私たちと昔の話をしたり、イベント当日に親御さんと話したりしているうちに、地域の人とのコミュニケーションを楽しんでいらっしゃることに気付きました。

Q. 活動をして変化はあった?

A. “見知らぬ子”から“地域で活動する子”になれたこと。

企画メンバーが一人も雲南市民ではなかったので、最初は地域にツテが全くありませんでした。でもイベントを重ねるうちに自分たちのツテもでき、地域の交流センターを使わせてもらったり、地域の方に声をかけてもらったりして、地域の一員になれたような気がしたときは嬉しかったです。


誰でもできる!身近な誰かを元気に。

コミュニティナースは、職業や資格ではありません。
難しく感じるかもしれませんが、人と接する時の「あり方」なのです。自分からニーズを感じ取って一歩踏み出し、相手が喜んだり、相手の心身の健康を高めたりする行為を「コミュニティナース」と呼んでいます。だから病院ではなく、地域のいろいろな場所で行われます。略称は「コミナス」です!

さあ!今こそ!全力おせっかい!
あなたも、わたしもコミュニティナース!

全国各地のコミュニティナースたちや、応援したい気持ちがある人々が繋がり、学び合いながら、「まちを元気にする活動」をアップデートしていきたいと考えています。

全国のコミュニティナースとつながり、実戦の一歩を踏み出しませんか?
コミュニティナース研究所だけ!ぜひ、この機会にご参加ください。

<こんな方におすすめ>
・コミュニティナースの実践をしている方
・コミュニティナースを応援してくださっている方
・コミュニティナースになりたい方
・コミュニティナースと協働したい方

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