スナックだからこそ話しやすいこともある
広島県福山市のコミュニティナース・田原久美子さん(7期生)が、なんと「コミュニティナーススナック」を2019年1月23日に開催しました。開催場所は田原さんの働く施設『五本松の家』。施設内に「暮らしの保健室」があり、特別企画として企画されました。
スナック名は「スナック五本松」。田原さんは割烹着を着てお客を迎えました。訪れたのは、市役所職員、保健師、隣の市の市役所職員、地域包括支援センターのスタッフ、ケアマネジャー、事業所のスタッフ、リハビリスタッフ、入居者の家族、施設の役員、他施設の看護師やリハビリスタッフ、他病院の看護師、歯科衛生士、大学の先生、銀行員、新聞記者、地域の役員、地域の住民など、約40名!
何を行ったのでしょう? 田原さんはこう話します。「コミュニティナースの活動について、みなさまにお伝えしました。コミュニティナースの活動に興味を持っていただいた方や、やりたいと言ってくださった方、どうやって活動する? と一緒に考えてくださった方までいて、感動しました」。「コミュニティナースプロジェクト」の同期生も大阪から駆けつけ、共にコミュニティナースをしてくれたそうです。
立場の異なる人々がカジュアルな雰囲気のなかで交流できることが、「スナック」の魅力です。「お酒というツールを活用したことで、さまざまな方の交流がより滑らかになり、盛り上がりました! ある議員秘書さんがバーテンダーのように活躍してくださったのですが、多くの方々と上手に交流していらして、とても勉強になりました」と、田原さん。自身にとっても、大きな学びがあったようです。
開催したい人へのアドバイスを聞いてみました。「どんな方がいらっしゃるか分からないので、事前告知では趣旨や開催時間をきちんと伝えるようにしました。また、一人で対応できる人数を考えるのも大切だと思います。今回は8名のスタッフで対応しました」。ちなみに、開催した地域交流スペースは営利目的の営業ではないものの、普段からコーヒーを販売しているため営業許可を取っていたそうです。
次回は「スナック五本松」を2019年3月20日(水)に再び開催予定で、今後は2ヵ月に一度、開催ごとにママが変わる「ザ・スナック」を月に一度開催するそうです。「コミュニティナーススナック」が全国各地で行われたらおもしろいですね。
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